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他人を責める奴ほど、自分は何もしていない。

2013.09.10(23:30) 592

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 学力テストの低位の学校の校長名を公表すると、頭に血が上って思考力を失った静岡県知事が発表したとのニュースが流れました。それを見て、どこかの首長を思い出しました。それよりももっと教育ということに無知な知事がいることに驚きました。
 学力テストの成績が低いのは、指導者の責任だという所までは何とか受け入れても、成績の低い学校の校長名を公表してハッパをかけるという発想になんと無能な行政マンかと思いました。校長名を公表することは学校名を公表することでありそれによる混乱が予測できない浅はかさにも驚きます。校長に、おまえが無能だから教師の指導が下手で、結果子どもの学力がつかないのだという論理のようです。
 確かに、校長が変われば学校が変わるといった側面はありますが、校長一人の力には限界があります。行政が人、物、金を握っているわけですからそれらの支援をしていかなければ学校改革はそう簡単にいきません。
 学力テストは小学校では6年生が対象です。と言うことは、1年生からの積み重ねが6年生の学力と言うことです。学校としてどのような力をどのような方法で育てていくかを1年生の時から取り組まなければダメだと思います。学力テストは順位づけをするためのものではなく、どれだけの学力がついているかを調査すると共に、どのような力がついていないかを調査するものです。各市や学校には結果が知らされているはずですし、その分析をし、躓いている箇所を明確に把握し指導のあり方を考えることが大事です。

 指導力のない教師でも、クビにならずマンネリの授業を平気で続けている教師がいるのも事実です。しかし、多くの教師は我が身を削って指導にあったっているのです。
 教師の指導力を高めるのは教育行政の仕事です。校長一人に責任をなすりつけているようでは問題は解決しません。建前的研修会ばかり開催し、授業時間を削っていては指導力は伸びませんし、子どもの学力もつきません。県としてあるいは市町村としてどのように取り組んできたかの検証をし、改善すべきは何かを明らかにしてやっていくことが大事です。
 指導力向上に有効な手段の一つは、優れた教師の授業に接しさせることだと思っています。昨日の有田和正先生は、これまでに全国を回り授業を公開されてきました。その授業を見た教師の多くが、自分の指導力の不足を感じ指導力向上に取り組んできました。優れた先生と接する機会を設定するのも教育行政の仕事です。
 上から目線の行政ではダメです。学校現場と行政が信頼し合い、互いになすべきことをやらなければ県や市全体のレベルを上げることは出来ないと思います。他人の批判はするが自分のやるべきことが見えないトップがいるかぎり、学力の向上は絶対あり得ないと思います。
 




悠々自適


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2013年09月10日
  1. 他人を責める奴ほど、自分は何もしていない。(09/10)