8020はハチゼロ・ニイゼロと読みます。1989年当時の厚生省と日本歯科医師会が「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」というねらいをもって始めた運動ですね。80歳になっても20本は自分の歯をもっておこうというものです。はじめられたころの保有比率は7%ぐらいでしたが、6年ごとの調査では、どんどん増え2011年には38%にもなったといわれています。すごいことだなあと思います。私はすでに2本しかありません。味覚障害と相まって、歯ががないと味がわかりません。
親と一緒で、失ってみて初めて、その存在のありがたさがわかります。わが子にも歯は大事にしてほしいと思っていましたし、我が子だけでなく担任した子どもたちにもよく絵本を読み聞かせていました。
教師になってはじめて知ったのは、虫歯はうつるということでした。固いものをかみ砕いて子どもに食べさせてやるということは昔は普通の親子の様子でした。実はこれが虫歯菌をうつしていたということがわかったのはそれほど昔でもなかったように思います。虫歯菌だけでなく、いわゆる母子感染といわれるものは結構あることが医学の進歩で明らかにされたことは多いです。B型肝炎のウイルスやピロリ菌などもそうです。私も母親の愛情とともにもらっています。
科学や医学の進歩で、今までは良かれと思っていたことが、実は悪い影響をもたらすということはよくあります。これからは様々な情報を活用しながら子育てや健康管理が必要な時代なんだなあと思います。
(子どもたちによく読んで聞かせた絵本です。)
親と一緒で、失ってみて初めて、その存在のありがたさがわかります。わが子にも歯は大事にしてほしいと思っていましたし、我が子だけでなく担任した子どもたちにもよく絵本を読み聞かせていました。
教師になってはじめて知ったのは、虫歯はうつるということでした。固いものをかみ砕いて子どもに食べさせてやるということは昔は普通の親子の様子でした。実はこれが虫歯菌をうつしていたということがわかったのはそれほど昔でもなかったように思います。虫歯菌だけでなく、いわゆる母子感染といわれるものは結構あることが医学の進歩で明らかにされたことは多いです。B型肝炎のウイルスやピロリ菌などもそうです。私も母親の愛情とともにもらっています。
科学や医学の進歩で、今までは良かれと思っていたことが、実は悪い影響をもたらすということはよくあります。これからは様々な情報を活用しながら子育てや健康管理が必要な時代なんだなあと思います。
(子どもたちによく読んで聞かせた絵本です。)