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食事会にて

2012.11.30(22:29) 321

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 今日は、昔の教師仲間A先生,B先生2人とかみさん、私の4人で、イタリアランチを食べに行きました。ブログ用の写真取り忘れてしまいました。ついつい、話に夢中になってしまいました。よくこの4人で食事会をします。

 元同僚の2人の女性の先生は、退職後もA先生は華道、茶道の師範の資格を持っており、お茶会等に忙しい日々だそうです。今一人のB先生は、現職の時から絵画に造詣が深い先生で市のMOAの審査委員をやっていましたし(孫のいる市ではありません)、加えて退職後はコーラス団に所属して多くの方と楽しく交流されているようです。この16日には隣の市で開催される第九の合唱に参加するとのことで招待券を貰いました。どちらも独身の先生で、本当に自由に退職後を楽しまれているようで羨ましいかぎりです。

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 審査員をしているB先生の話では、出品は、学校単位か、絵画教室単位だそうですが、最近の学校からの出品のレベルが極端に下がってきているとのことです。以前にも書いたことがありますが、国語、算数、理科、社会、英語は飯の種、図工、音楽、体育、家庭科は一生の財産につながるものです。もっと知的教科のみならず芸術的教科にも関心を持って指導して欲しいなと思いました。
 国語、算数、(理科)だけの学力テストの結果ばかりが話題になる昨今、当然の結果かも知れません。特に都会ほどそれが激しいようです。私が教師をやっている頃から作文コンクール等での優秀賞は大都市以外の県の子どもの作品が多かったように思います。知性と感性を育てる教育を追求して欲しいなと思います。
 

 会場で頂いたパンフレットに、審査員のB先生の審査講評で次のように講評されていました。(講評抜粋)

「入賞作品に共通して言えることは、何を一番描きたいかという主題がはっきりしていることです。次に、それを表すために自分なりにどんな構成に?(何をどのようにいれるか)いろは?彩色の方法は?などよく考えられていることです。そして、個性のある創意・工夫された心のこもった絵になっているということです。絵の中からは、いろいろな言葉が読み取れます。画面のあちこちから語りかけてくると言うことです。今回も、それぞれに子ども達の思いが良く伝わる良い作品にたくさん出会うことができました。
 でも残念ながら応募作品の中に、技法指導にとどまるような作品や、対象物がしっかり描かれていても背景が描かれていないものあるいは画用紙の白いままの作品、絵と題名を照らし合わせても何を表したかったのかわかりにくい作品などが多くありました。題材選びは、とても大切です。そして、子どもに絵を描かせるのでなく、子どもの思いが伸び伸びと表れるような作品製作に取り組んでほしいです。
 次回、子どもたちの心のこもった楽しい絵がたくさん来ることを願っています。」
 

悠々自適


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