2013. 02. 28  
 3学期も終わりに近づいたある日。校長先生に呼ばれ「明日、辞表を書いて持ってきてください。」と言われました。私は、何の事やら意味が分からず、辞めなければならないような事に覚えがないので、「どうしてですか?」と訪ねました。すると、校長先生が「君の4月からの、勤め先が決まったよ。教育委員会事務局になったので、辞表がいるんだよ。」私は、それでも何となく納得できませんでしたが、その後の説明でそうなっているのかとはじめて知りました。教員で教育委員会事務局に入る場合は、府費負担職員は変わらないのですが籍は市の方に移るのだそうです。管理職手当は市が払いますが給料は今まで通り市町村立学校の先生同様に府が払う仕組みだそうです。互助会なども市の職員と同じで市の組織に加入替えになったりしました。

 そして、明くる日の放課後、校長先生に連れられて教育長の所に挨拶に行きました。緊張して教育長室にはいると教育長が迎えてくれました。一通りの挨拶がすんだところで、私に教育長が一言「まあ、君も委員会事務局に来て少し円くなったらいい。」と言われました。
 教諭の時は、何も気にせず、言いたいことしたいことをして、管理職にもちょくちょく反抗していた私ですのでその事を言われているのだなと感じました。後に聞いたことですが、私が新任の頃やり合った先生が校長になっておられ、私が指導主事に登用されたことにえらい文句を言ってこられたそうです。いわば、サプライズ人事でもあったようです。

 配属は直接学校や幼稚園とのつながりの強い学校教育部、指導課と言うところでした。3月31日に辞令をもらって、4月1日に初登庁しました。指導課に行きます、その歳に任用された新しい指導主事が並んでいました。なんと7名もいたのです。指導下の指導主事は、部課長をのぞいて10名の課です。10名のうちの7名が新任なのです。新任でなかったのは、一人の女性指導主事と課長、課長補佐、係長の4人だけでした。
 前任者はいなくて、何の引き継ぎも受けていないため、どんな仕事をするのやら分からず、新米7人はなぜかしょっちゅうトイレに行っていました。トイレのところでタバコを吹かしながら何したらいいのだろうと話し合っていました。今から思えば、この時の課長補佐(後に教育長になった人)と主任は大変だっただろうと思います。
 とまどいながら長い一日の初出勤でした。


2013. 02. 27  
 ブログをはじめてしばらくして、私が教師になった頃の話をアップしましたが、このところ何かと話題になります教育委員会について書いてみたいと思います。
 はじめに。教育委員会とよく言われますが、教育委員会について簡単に説明します。教育委員会は普通、市の場合市長が選任し、議会の承認を得た5人の教育委員で構成される会を教育委員会と言います。この委員会の執行機関として教育委員会事務局が設置されています。普通、教育委員会とと使われているのは、この教育委員会事務局のことだと思います。この事務局の長が教育委員の一人でもあります、教育長です。
教育委員会事務局は、大きく分けて社会教育、学校教育関係に別れています。そしてそこで働くのは、主として市役所から出向というかたちの市職員と、教員から選抜された、主査や指導主事です。

 私が指導主事になったのは48歳の時です。教頭試験を4回受け、4回目でようやく合格したのです。それまでは、指導主事試験はなく、校長推薦によるものでしたが、それはおかしいとの議会での指摘で、私がなった年から、教頭試験に合格したものの中から選ぶと言うことになり、たまたま私がその一人に入ってしまったわけです。その後、私の市でも指導主事試験を実施するようになりました。

 教育委員会事務局で指導主事として8年間過ごしました。この間のことについ書ける範囲でしばらく書いていこうと思っています。以前の「サラリーマンから教師へ」教師が教師でなくなるとき。【 日本の教師 24~教師として生きる~】(ぎょうせい出版)の続編みたいなものになります

 

2013. 02. 26  
もうすぐ3月です。卒業式は、だいたい3月半ばが多いと思います。6年生担任だと、そろそろ通知表の作成に取り組まなければなりません。学校によって通知表の形式は、異なると思いますが、多いのは教師の所見欄があるものではないかと思います。この所見欄の書き方で、ずいぶん通知表の受け止め方、教師に対する評価が変わってくるものです。久しぶりの教師のための話です。
 新任の先生などにはいつも次のようなことは最低やってほしいと話していました。


◎通知表所見欄の記入について

◎通知表は保護者向けのものである。表記は保護者向けに書くのが原則です。とはいえ、 子どもも読んで分かるようにする心構えも必要です。

1 誤字脱字に留意  他人の目を通してもらう(校長や教頭)

2 字は丁寧に  雑な字は誠意が感じられない。

3 教育用語や難しい言葉を使わない。

4 2行程度なので、その子のがんばったことを記述を原則。

  「~では、すばらしいアイディアを出してくれました。」
  「常に学級の先頭に立って~してくれました。」
  「進んで~をしてくれました。」
  「誰とも仲良くし、クラスを明るくしてくれました。」 
  「~ではよく練習し、すばらしい成績でした。」
  「本読みは ・・・・・・・」などです。

5 できていないこと、改善して欲しいことの書き方は たとえば

   「~ができません」→ 「~がやや苦手}「~がやや弱い」
              「~をもう少しがんばってほしい」
「~トラブルが多い」→「~友達のことも考えられるようになってくれたらいいなと・・・・」
「忘れ物が多い」 → 「明日の準備をして寝る習慣ができたらと願っています。」


2013. 02. 26  
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 昨日、大鵬さんへ国民栄誉賞が授与されました。奥様がお受け取りになられていました。これまで国民栄誉賞は大鵬さんで21名の方が受賞されていますがそのうち、生前受賞者は、9名だけです。私は、どうして生前に授与できないのか不思議でたまりません。亡くなったから、業績の値打ちが上がるものでもないし生前にご本人に差し上げた方がどれだけ喜んで貰えることかといつも思います。
 大鵬さんは私の中では、「巨人」「大鵬」「卵焼き」と言われた中で唯一支持できる方でした。根っからのトラきち阪神タイガースフアンの私は、アンチ巨人でしたし、卵焼きもそれほど好きではなかったです。若かりし頃の自分の英雄が亡くなっていく事に寂しさを感じます。


2013. 02. 24  
 今日も寒かったですね。散歩はどうしようかと思いましたが、娘が、「行こう」と言ってくれたので、三人で出かけました。明日、東京に戻りますので次に会うのは結婚式の日です。三人で、散歩するのも、多分今日で終わりだろうと思うと、寒さを感じませんでした。娘が結婚したら、こうして3人で散歩することもないだろうと思い、今日は少し遠くまで歩きました。冬場はあまり行かない、足湯のあるところまで、足を伸ばしました。
三人でぶらぶらと歩きながら、保育園の近くの道を歩いていると20数年前に娘を自転車の後ろに乗せた通ったときのことを思い出しました。今日のように寒い日は、私のオーバーの中に後ろから潜って抱きついていた頃のこと、毎朝、秋には落ち葉を拾っていたことなど思い出し感慨深かったです。
 子どもの歳を知って自分が如何に歳をとったかはじめて感じます。来年は、もう、古希になるんだ思うとエーというという感じです。今日の散歩は、普段の倍ぐらいありましたが疲れを感じませんでした。

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2013. 02. 23  
 
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 次女の彼のご両親との顔合わせ、無事に終了しました。始めはとても緊張しましたが、彼が司会進行してくれ 
又、向こうのお母さんがとても明るき気さくな方で気分的に落ち着きました。お父さんももっと、いかめしいかなと思っていましたが、とても温かそうなお父さんでした。何よりも、娘を気に入ってくれているような感じがしてホットしました。向こうは男2人の長男で、お母さんは女の子がほしかったので、娘ができて嬉しいとも言っていただきありがたく思いました。
 今、彼は仙台にいますので、式は6月ですが3月に籍を入れ、大学院の卒業式が終わって4月から仙台で2人で暮らすようです。又遠くなりますが、とにかく健康に、楽しくやっていってくれたらいいと思います。
 


2013. 02. 22  
 まだまだ先の話だと思っていましたら、あっというまに2月23日になりました。娘の結婚相手のお父さん、お母さんとの顔合わせの日です。食事をしながらの歓談と言うことになりますが、何を話して良いものやら、お会いする前から緊張しています。向こうの方は今、どちらもお寺さんをやられていますので話は上手なはずですので、できるだけ聞き役に回ろうと思っています。式のあらかたについては、もう決まっていますので特に式に関しての打ち合わせや確認事項もありません。
 ちょうど、私たちの44回目の結婚記念日ですのでその祝いもかねて、楽しめたらいいなと思っています。
2013. 02. 21  
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 現役時代は、結構波瀾万丈の人生でしたが、退職後はなんと、平々凡々な日常でしょう。現役時代の話は、おいおいとしていきたいと思っています。

 最近は、腹を立てることもなく、
 悔しくて涙を流すこともなく、
 かみさんとけんかもすることもなく、
 朝はゆっくり目を覚まし、
 自分で野菜ジュースと牛乳をミックスした特性ジュースを飲みながら、
 ブログの訪問をし、
 昼は簡単な昼食を食べ、
 それから、かみさんにせかされて散歩に出かけ、
 帰ってきてからちょっと昼寝をし、
 夜は、クイズ番組を見ながら、
 この頃腕をあげてきたかみさんの料理に舌鼓を打ち、
 風呂嫌いな私が2日に1回の入浴をして、床にはいる。
 そんな毎日の繰り返し。
 隣組の方の不幸や、知人友人の訃報を聞くことの多くなった今、
 何の変化もない、他人に迷惑をかけることもなく、
 大病を患わず、平々凡々の生活ですが、
 それが実は今の世の中では
 一番の贅沢なのかも知れないと思うようになりました。
 平々凡々こそ幸せの証なのでしょう。


2013. 02. 20  
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 ブログ始めて2年。昨日、アクスカウンターが20,000を越えました。まずい文章を読みにわざわざ訪れていただいた方々に厚くお礼申し上げます。はじめた頃は、誰も読んではくれないだろうし自分の備忘録的に書けばいいやと思っていました。しかし、訪問いただき、コメントまで頂く方も現れ、お顔は存じ上げませんが、何だか心の友が増えたような気がして、退職後の生活にアクセントをつけていただいております。
 書くことで脳細胞を刺激し、ボケ予防にも役立っていると信じています。今後も、人助けのつもりで訪問いただき、時にお褒めのコメントや、おしかりのコメントなどいただければ、寿命も延びると思いますのでよろしくお願いいたします。

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 寿命と言えば、突然に思い立ってやめたタバコも、いつの間にか4年目に入っています。今は、吸いたいという気持ちはあまりなく、タバコのことを考えることもありません。近くで吸われると、のどが痛くなったり鼻が痛くなったりと副流煙の怖さを実感しています。45年間、他人に、家族に迷惑をかけていたんだなあと今になって気づいています。喫煙されている方、是非早めにおやめになってみてはいかがですか。


2013. 02. 19  
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 次期、大阪府教育長に、元弁護士で民間人校長として採用された橋下氏の友人中原氏が登用される予定だと報じられました。氏は、君が代斉唱問題で、誰が歌っているかいないかを一人一人の教師の唇の動きを観察させた事で有名になりました。
 私は君が代を歌ったり、日の丸を揚げたりについて絶対反対という立場をとってはいません。法に基づき執行されるのであればやむを得ないという考えでもありますが、起立しない教師には指導しても、歌っているかどうか唇の動きを観察させるような被教育的、憲兵のようなことはしませんでした。こんな事を思いつ気、実行する氏の思考回路は、人を疑うことから出発する回路なんだなと思いました。
 大阪の教育は橋下氏の意向を受けいれるものだけでますます固まりつつあります。公開公開といかにも民主主義を標榜していますが、自分の考えにそぐわないものの意見は徹底的に排除する橋下氏のやり方に大阪の教育も染まってしまうのでしょうか。
 橋下氏が教育委員会不要論をブチあげているのには首長の思う教育にしたいという考えからです。元々、教育委員会制度は政治的中立を保つために作られた制度です。しかし、実態はそうでもありません。教育委員の選定は首長が行い、議会の承認を経て構成されます。本市でも、市長が替わる度に教育委員は替わってきています。
 教育委員選任の件についてだけで言えば、教育委員会制度は現行でも十分に首長の意見が入るのです。今回の桜宮高校の問題に限らず、市長は教育委員会をなじりますがそのトップの教育委員を選定したのは自分ではないかと思うのです。市長の責任はないの?と不思議に思います。
 もうすぐ、岡っ引きみたいな事をやる人が大阪の教育のトップに立つことに大きな懸念を抱きますし、現場の教師に法に触れないで自分流を貫ける道を探し持ってほしいと願わずにはいられません。
 大阪の教育は時に行き過ぎた人権教育の時代もありましたが、人権教育の大切さを実践でもって全国に広めていった功績があると思っています。人のあら探しをする教育でなく、人の良さを認め合う教育が大阪の教育だったのです。「蜘蛛の糸」(芥川龍之介)教育は要りません。「花さき山」(斉藤隆介)
『つらいのをしんぼうして、
 じぶんのことより ひとのことを おもって 
 なみだを いっぱい ためて しんぼうすると、
 そのやさしさと、けなげさが、
 こうして 花になって さきだすのだ。』
の世界の教育がほしいです。


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プロフィール

よたろう

Author:よたろう
経歴:
元自動車セールスマン、
元 教師、
元 教育委員会指導主事、
元 校長、
現在:フリーター
子 2人 ,2人とも結婚  
孫 3人
 経歴だけ見たら、すごく真面目で、堅物のようですが、いたって普通のジジです。ボケ防止のためにもブログを開設しました。多くの方々と交流できたらと思っています。
子育て、教育、政治、よもやま話しませんか。

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