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2013. 01. 25  
 教師の体罰が改めて問われてきています。この数年教育の昔帰りの傾向の中で、体罰もやむを得ないという方向に向いていたような気がします。ここに来て急転直下、体罰は指導ではないと否定されるようになってきました。
 思い起こせば、私の受けた体罰は記憶にあるのは、小学校の音楽の先生から頭を板塀に何度もぶつけられたこと、中学の書道の先生に往復びんたをされたこと、暴力的なことはこの二つぐらいです。小学校6年生の時精神的なことで言えば、500人の前で、跳び箱でできない見本をさせられたことぐらいと意外と少ないです。よく立たされたり、廊下に出されたりはしましたが叩かれることはあまりなかった気がしています。
 私の受けた体罰で今でも、一番恨みに思っていることは、さらし者にされた跳び箱でした。子どもをさらし者にしては絶対にいけません。暴力よりも時にはきつい罰になります。暴力と言葉、場面が結びつくととてつもなく心を傷つけます。言葉の暴力もあることを忘れてはいけません。教師の言葉は、子どもにとって大きな影響があると言うことを忘れず、感情的な言葉で罵倒しないように留意すべきです。叱る時や場面も大事です。
 私は、現職の教師の時に、やったなと思う体罰は記憶では2回ぐらいです。教室に入らず遊び回る子どもを引きずって教室に投げ込んだこと、廊下でボール投げをしてガラスを割った子を正座させて膝を蹴って自分の足の小指を捻挫したことぐらいです。顔をビンタするなんてとてもできませんでした。ビンタは何だか人格を否定しているような気がするからです。自分もどこを叩かれるよりもビンタが一番こたえます。自分がされて一番嫌なことはしないが、して貰って嬉しかったことはするが私の教師としての基本でした。
 虐待の連鎖と言われますが体罰の連鎖もあるような気がします。これまでにも何度も言ってきましたが、「体罰は、教師の力量のなさの現れである」と認識して、より望ましい指導のあり方を研究、実践して欲しいと思います。


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プロフィール

よたろう

Author:よたろう
経歴:
元自動車セールスマン、
元 教師、
元 教育委員会指導主事、
元 校長、
現在:フリーター
子 2人 ,2人とも結婚  
孫 4人
 経歴だけ見たら、すごく真面目で、堅物のようですが、いたって普通のジジです。ボケ防止のためにもブログを開設しました。多くの方々と交流できたらと思っています。
子育て、教育、政治、よもやま話しませんか。

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